今朝のニュースで、フランスがISに入ろうとする6人。若者のシリアへの出国パスポートを取り上げた。今後、40人も同様の措置を取ると報道されていました。これは、帰国してから、フランスでテロを行う可能性が高いからということでした。
もちろん、テロのような残虐非道の行為が許されることは絶対にありません。しかし、根本的な解決にはほど遠いと感じるのは私だけではないと思います。
そもそも、今回のISの問題は、先のイラク戦争で、それまでイラクで政権を握っていたスンニ派が少数となり、多数派のシーア派から迫害を受けていることから、スンニ派主導の国を建てようという動機が主要なものの一つになっています。
先のイラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器は見つからなかったにもかかわらず、イラクでは民間人も含め、大量の方が虐殺に近い形で亡くなり、フセイン大統領は絞首刑となりました。本当にこの戦いに正義があったのかはまた別の論点として、この戦争によって、スンニ派とシーア派の立場が逆転したことに伴い起きている混乱であるので、これについては、アメリカは何らかの対応を取る必要がありましょう。
しかしながら、そうした論調の報道解説はほとんど見られません。私たち日本人は、これから世界の平和に貢献していくにあたり、世界の宗教に対する知識や認識を深めなくてなならないと思います。そうでなければ、世界の各国の思惑が、宗教から生じていることが多いため、理解することができず、適切な対応を取ることができません。国際社会では宗教音痴は無教養人とみなされます。
今後、日本においても、適切な宗教の認識を広げて行く必要があり、それがあって、始めて、国際社会における知識人教養人としての立場を確立して行くことができるでありましょう。
日本が世界の平和と繁栄に大きく貢献できますよう、幸福実現党は進んで参ります。
皆様の御支持御支援のほど、何卒、宜しくお願い申し上げます。
太陽の昇る国 日本を! 幸福実現党 北海道 森山佳則
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